行政と民間との共働で当事者支援を推進しています!

 福岡市教育委員会へ福岡市共働提案制度を活用して、不登校の保護者支援の活動を協力して行う事業についてNPO団体不登校サポートネットが提案し、教育委員会もそれに応じる形で、2012年(平成24年)度から「不登校よりそいネット事業(正式名称:NPOとの共働による不登校児童生徒の保護者支援事業」がスタートし、現在も活動を継続しています。

 NPO団体不登校サポートネットと教育委員会が実行委員会を構成して、定例的に話し合い、その事業の目的「不登校の当事者の明るく楽しい暮らしの実現」を目指して活動を行っています。この事業は共働事業であり、事業資金はNPOと行政が出し合って活動しています。

 コロナの感染拡大の状況の下、子どもたちの不安は大きく、不登校の児童生徒数はかつてないレベルまで増えています。しかし、保護者は勿論のこと、教師や地域の大人が協力して、支え合い、難しい現状を乗り越えていく姿を子どもたちに見せることが出来るなら、子どもたちは他者への信頼を取り戻し、未来への希望も抱けるようになるのではないでしょうか。

 この事業が不登校の当事者のみならず、すべての人にとって、明るく幸せな未来に繋がる事業であることを願って、これからも活動を続けて参ります。